ご主人様眠る、菩提寺へ
こんにちは、山田です!
先日、同行でお墓参りに行った方(トシさんと呼びます)のお話を書きます。
92歳のトシさんは、以前から東京新宿にある、御主人様が眠るお寺にお墓参り行きたいと考えていました。
しかし、足も無いし一人じゃいけない。そこがネックで、なかなか行く事が出来なかったと本人様からお話を聞きまして。
そこで小澤介護の出番となりました!!
今回、親戚の方の協力もあり7~8年振り?に、念願のお墓参りを実現する事が出来ました!
トシさん、自宅では歩行器、外出は車椅子と使い分けている方です。
持っていく物等、数日前からご自分で用意され、とてもシッカリしています。
当日は天気も良く、絶好のお出かけ日和。首都高に乗って出発です!!
土曜の首都高は若干の自然渋滞もありましたが、一時間位でインター出口へ。
そこから普通にいけば、お寺迄15分位で行けるのですがトシさん「トイレに行きたい」と。。。
「近くの喫茶店でも入って、おトイレ借りましょう」と言う物の、ファミレスさえ見当たらず、取りあえずパーキングに停めて探す事に。
都内のコンビニには、トイレが無い所が多くて...困ったなと車椅子を押し、少し歩いた先に大きな「医療センター」が!!!
ダメもとで休日入口で声をかけたら、快くトイレを貸してくれました。本当に感謝でしかなかったです!
トイレも無事借りられ、待ち合わせのお寺へ急ぎます。
待ち合わせの時間にお寺に着くと、既に親戚の方が到着されてました。
「お変わりないですか?」「お元気そうで」と声を掛けられ、久々の再会です。トシさんにも笑顔が見られました。
皆揃ったところで早速、お参り。お数珠を出して、静かに合掌。
トシさん自ら数年ぶりのお墓参り、きっとご主人様も喜ばれた事でしょう。
お参りが済んだ所で義弟様が「皆で食事をしましょう、寿司屋さんを予約をしておきました」と仰られ、私までご相伴に預かりました。
場所は新宿三丁目、新宿駅の目の前。滅多に来ない大都会で私は少々緊張気味でしたが。
行くとカウンターのお寿司屋さんで、大将が頃合いをみて握ってくれる新鮮な握りの数々。
余りの美味しさに、皆出されるもの全てぺろりと平らげてました。
勿論、トシさんも全て完食。「久しぶりに、美味しいお寿司をたべられた!」と満足気なご様子。ご馳走様でした!!
久々に会った親戚の方の中にお孫さん二人来ていて「前会った時は、幼稚園生だったのに大きくなったねえ」と感慨深げで。
「本当に来れて良かった、また来年もこ来れるかなあ?」等、帰りの車内ではそんな話をしながら帰路につきました。
長時間の移動、大変お疲れ様でした。またいつでもお供致します(^^)/
追伸 食事処には、車椅子で入れるトイレが無く、表に出て新宿駅前のショップビルを何件か回りました。
やっと見つけたトイレはビルの7階にしかなく、駅構内以外の施設でのトイレ設置場所が余りにも少ないと
痛感した次第です。