浦田市議会議員の視察に同行させていただきました!
こんにちは!代表の小澤です。
毎日、とろけそうな暑さです。。。
週末は、また少し涼しくなるそうですが。
こう暑いと、日陰、木陰が恋しくなります。
しばらく前に「タクシーGO」のTVCMで、竹野内豊が日陰を選んで歩いていたが、日陰が切れた!というものがありましたが、単なる笑い事ではない、リアルさを感じてしまいます。
さて、そんなに暑い夏ではありますが、今回は、珍しいお仕事で、車椅子ユーザーの市議会議員さんのお仕事に同行させていただきました。
最初にお断りさせて頂きますが、今回のお仕事は、議員個人のポケットマネーから支払われており、市税ではありません。
今回、同行してお手伝いさせていただいたのは、桶川市で活動されている浦田充市議会議員です。
10代で筋ジストロフィーを発症され、大学は車椅子で通われました。
その後、民間企業勤務、ご自身での起業を経て、20代で桶川市議一期目に当選され、昨年の市議会選挙でも当選され現在二期目を務められています。
私が鴻巣市でヘルパーをしていた時に介助で入っていたことから、独立開業してから時折、お仕事をさせていただいております。
浦田議員は、自身も車椅子ユーザーであることから、「障がい者や高齢者にとって優しいまちづくり」を掲げられており、防災や減災にも力を入れておられます。
今回は、浦田議員も所属されている「埼玉県央広域消防本部」の視察旅行に同行させていただきました。
防災や減災に関わる視察を毎年行っており、今年は長野県長野市の消防本部を訪ね、令和元年の台風に伴う洪水被害とその対策、令和六年度の能登半島地震に伴う災害派遣について、視察することに。
まずは朝7時台に議員のお宅までご訪問。
ご挨拶のうえ、当日のお荷物等について確認。
転倒防止ベルトを着用して、いざ出発!
浦田議員が使われている車椅子は電動で、前後左右、操作はお手のもの。
介護タクシーに乗り込み、集合場所の「埼玉県央広域消防本部」へ向かいます。
時折、首が上を向いてしまうのを、まっすぐにお戻しするのを手伝います。
40分程度で到着しました。
消防本部では多くの方が集まっておりました。
埼玉県央広域消防本部は、桶川市、北本市、鴻巣市の三市で協力して運営されており、各市長と所属する各市の議員、合わせて20名前後が今回の視察に参加されたそうです。
バスは大型、車椅子の乗り込みはリフトタイプ。
リフトの乗り降りは運転手さんが行います。
転倒転落に気をつけるとともに、乗り込んだ先での車椅子の位置設定を手伝います。
車椅子の固定はまた運転手さんが。
浦田議員の真後ろの席に私は座らせていただきました。
消防本部の方々に見送られながら、出発です。
慣れていそうな添乗員さんのお話、また今日の開催の趣旨などありました。
高速道路に入るまで、カーブや振動などがあり、浦田議員の姿勢が崩れるとお直しするのを手伝いました。
途中、一度、SAにて休憩があり、浦田議員もトイレ休憩。
トイレ介助をさせていただきました。
大体、このような時は、車椅子の浦田議員は一番最後に降りることになります。
また、トイレで用を足すのも、健常者の方より時間がかかります。
その結果、バスに戻るのも最後の方になります。
それでも私は、障がいのある方の状況を、市長や市議会の方に、このように浦田議員自身が身をもって示すことには、とても深い意味があると感じました。
その証拠に、桶川市の市長さんが車中で浦田議員に、
「大変だけど、頑張っているね」
「大事なことだね」
など声をかけられていました。
バスに入られてから、水分補給をお手伝い。
さて、SAよりもう1時間少々、長野市に到着。
お昼近くになっており、まずは昼食です。
他の方は座敷ですが、浦田議員は座敷には上がれないので別途テーブル席が準備。
ご体調によって、自身で召し上がることも可能ですが、今回はテーブルの真正面に車椅子をつけることができなかったため、私で食事介助させていただきました。
おかず→ご飯→お味噌汁のサイクルを、おかずを変えながら介助します。
とりあえず、介護は「自分だったらどうしたい?」を想像して行うものと思います。
自分だったら次はこのおかず?と考え、ご本人にも確認して、良ければ召し上がっていただく。
結構な量がありましたが、なんと完食!
私の分もご用意いただいておりましたので、その後にさっといただきました。
米がうまい😋
さて、いよいよ視察場所である長野市の消防本部に向かいます。
10分強で到着。
会議室に入り、資料に目を通す浦田議員。
最初に歓迎の挨拶、御礼の挨拶等あり、まずは令和元年台風災害のレクが始まりました。
私も、議員の横で資料をめくるお手伝いをしながらお話を聞いておりました。
長野市内を流れる2河川それぞれで越水が起こり、さらに合流地点近く千曲川の堤防の決壊が起こり、市内四か所で浸水被害が出たとのこと。
消防隊の方々は、夜間から緊急招集され、明け方から活動。
取り残された方々の救助に向かいます。
衝撃だったのは、救助先で最も多いのが介護施設や障がい者施設だったということ。
ある意味、当然なのかもしれませんが、それでも「やはりそうなのか」とショックを受けました。
介護施設は、基本的に人里離れたところに建てられることが多いです。
土地の価格の問題か、川沿いに建てられることも多い。
でも、こういう河川氾濫の時に、一番危険になるのも事実です。
もちろん、お金の話も大事と思いますが、命を優先に考えると、それはどうなのか?建てる場所自体、きちんと規制した方が良いのではないか?と思ってしまいました。
次に令和六年度の能登半島地震の災害派遣のレク。
長野県は、直接石川県に接していないので、直後の災害派遣ではなく、少し経過してからの二次派遣の要請を受けて石川県に入ったとのこと。
受け入れ体制として、車両20台近くなので人員は40名以上なのに、3つしかトイレがないなど、トイレ不足が指摘されていました。
この時期、下水道も使えなくなっていたのでしょうが、仮設トイレが圧倒的に不足していたとのこと。
また、今回は女性職員は行かなかったが、仮に行く機会ができた時の管理方法についても問題があった等、お話がありました。
なるほど…非常に興味深い話でした。
いずれにしても、災害時に、マイノリティや社会的弱者への配慮をいかに整えられるかは、とても大切な課題と思いました。
そして、それを視察して考える場に、車椅子ユーザーである浦田議員がいるということは、やはりとても意義深いと思いました。
その後、こちらの消防本部ではドローンを活用した防災・減災対策も行っており、実際ドローンを飛ばしてもらったりしながら、説明を受けました。
最後に記念撮影をして、視察終了です。
視察旅行は一泊二日であり、二日目は新幹線の車両置き場の浸水被害について聞きに行く予定でしたが、諸事情から浦田議員は一日目で新幹線にて帰る予定となっておりました。
ご一行がホテルに行く前に長野駅にて降車。
お見送りを受けて、駅に向かいます。
乗車予定の新幹線までは、少し時間があったので、駅構内のお土産屋さんでお土産を購入。
記念に長野らしい写真も撮らせていただきました。
帰りは、最近作られたというJRの介助システムを使って帰りました。
事前に、車椅子ユーザーであるので、プラットホームにてスロープの準備をお願いしたい時に、「乗車駅」「乗り換え駅」「降車駅」を入れて、時間を指定すると、QRコードが発行される。
そのQRコードを乗車駅のスタッフの方に見てもらうと、それに応じて介助の方がきちんと準備して待ってくれている。
そんな感じのシステムです。
長野→高崎は新幹線。
高崎→桶川はJR高崎線。
大宮まで新幹線で行くと、桶川までの電車が混んでしまって車椅子では困難になるので、この道順とのこと。
満員電車に乗りにくいために通勤が困難、障がい者の方にとっての障壁はこういうところにもあるなあと感じさせられます。
JR高崎線内に乗っている時に、急にトイレ介助が必要になるなどの事態はありましたが、大きなトラブルもなく、ご自宅まで帰ってこれました。
貴重な経験をさせていただき、大変にありがとうございました。
今回の視察を活かして、引き続き、障がい者やお年寄りに優しいまちづくりのため、頑張ってください!




