ケア付き介護タクシー代表ブログ
【さかさデイ(一時帰宅)】家族談義に花(火)が咲く
こんにちは!代表の小澤です。
ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうか。
事前の天気予報とは裏腹に、良い天気が続いて何よりでした。
私は、昨年もご利用いただいた一時帰宅のお客さまの対応をさせていただきました。
(ご興味ある方はコチラをご覧ください)
さいたま市内のグループホームに在住で、80代の男性、左側に少し麻痺があります。
日常的には車椅子に乗られていますが、一日一回、歩行器を使った歩行訓練もすることができているとか。
娘さまのお話では、昨年よりも少し認知症が進んでいるかな、眠くなったりすることが増えてきているかな、とのことでした。
今回は、送迎はご本人さまお一人で乗車いただき、家までお連れるすることになっていました。
お迎えに伺うと、前回よりも不思議そうな顔はされておらず、「今日はご自宅にお連れします」とお伝えするとはっきりとうなずいておられました。
道中、天気の話などをするとうなずかれたり、ご自宅が近づいてくると周囲の様子をよくご覧になったりされていました。
さあ、自宅に到着すると、早々に奥さまと次女さまが出てこられました。
あまりお顔に感情を出されるタイプではないとのことでしたが、目元に笑みが浮かんでいました。
お庭を通って進むと、あちらこちらに春の花が咲いています。
もともと、ご本人さま、お庭の手入れが大好きだったそうで、ご自身でお花を植えたりされていたそう。
次女さまが「ほら、これお父さんが植えたやつだよ」と声をかけられると、嬉しそうに眺めておられました。
元気なうちにということで、お庭でご本人と奥さん、次女さんのスリーショットを撮らせていただきました📸
さて、ご自宅に入ります。
玄関には二段ほど階段があり、そこは前回同様、車いすを後ろ向きでウィリーをさせて、ご家族にも協力いただいて登っていきます。
その後、正面に向き変えて、上がり框を前輪後輪と上がっていきます。
雑巾で車輪をふき、リビングのテーブルに車椅子をつけさせていただきました。
その後、私は車を停めに行き、再度ご自宅に参上。
ちょっと最近失敗が多いと娘様が聞いているとのことで、まずはトイレにお連れしました。
もともとご自宅で介助もされていた次女さんが手伝ってくださいます。
設置されている手すりを使って立ち上がっていただき、ズボンなどを下ろします。
便座へ誘導して深くしっかりと座っていただきます。
少しお待ちしていると、しっかりと出たご様子。
立ち上がっていただき、ズボンなどを上げ、衣類を整えて、車いすにしっかりと座っていただきます。
すっきりとされたところで、ちょうど、ご長女さまのご家族も到着。
ご長女ご夫婦とその娘さま(お孫さん)がこの日はお見えでした。
前回は風邪をひかれてしまった家族が出たことで、訪問がお見送りになっていましたが、自宅でお会いできたことに喜ばれていたことと思います。
次女様の娘さま(お孫さん)もいらっしゃり、ご本人様の目元口元も和らぎます。
さて、11時半も過ぎ、お昼のお時間。
ご本人様も好物という「お寿司」を出前にてご用意されておりました。
さび抜きのものを奥さまが食べやすく、詰まりにくい大きさにカットされ、また寿司桶にきれいに並べられます。
また、奥さまの手料理の煮物とお椀も綺麗に盛り付けられました。
「いただきまーす!」
の掛け声の前に、ご本人様はフライイングで召し上がり始めました!
その勢いはなかなかのもので、隣で見られていたご長女さんが「どうどう」と抑える必要があったほどです(笑)
なかなか生ものは施設では出ませんから、美味しそうだったのでしょうね。
ちなみに、お食事の介助はご家族様が中心になさってくださるとのことで、少しだけお手伝いさせていただきました。
(今回も私もごちそうになりました!美味で、大変にありがとうございました!!)
勢いよく召し上がっておりましたが、半分ぐらい召し上がったあとに急にスピードダウン。
そのままウトウトモードに。
口の中にはなかったでしょうから詰まらせる心配はないものの、ご家族さんたちも「えー!」とびっくりされていました。
しばらくしたあと、少し低い声を連続して出されたので、もしかしたらと思い「トイレに行かれます?」とお声をかけたらパッチリと目をあけられてうなずかれました。
お連れして座っていただいたものの、どうやら出なそうな様子。
テーブルにお戻りいただいたところ、立ったり座ったりの運動が良かったのか(笑)、覚醒されてもう一度食が進みました。
でも、やはり少し経つとウトウトモードに。
そこで、次女さんが必殺技としてご本人様のアルバムを取り出してきました。

前回は興味深くご覧になっていましたが、今回は如何…。
効果はバツグンでした!
熱心にページをめくられながら、写真をご覧になります。
今回のアルバムは結婚される前の様子が多かったですかね。
そこで、奥さんが結婚の時の小話をされ。
「私はもうその時25歳になってたのね。当時は25歳は遅いほうなの。おまけに何とかここ(富山)から抜け出したいと思っていたの。富山出身の人が東京にいるからどうかという話が知り合いからあって飛びついたわ。まずはお見合いをと言われたけど、お見合いなんかいい、写真もいらんと思ってた」
という爆弾発言が!
娘様方も「やめて~」「年を取ると遠慮がなくなって怖いね~」などと言われながら爆笑されていました(笑)
目がぱっちりとされているときに記念撮影もさせていただきました。
その後またウトウトされ、時折目を覚ましてもらおうとしましたが…
…お孫さんたちの元気な黄色い声にも負けず
…奥さんが机を叩いて鳴らす音にも負けず
…娘さんたちの度重なる声掛けにも負けず
すやすやとお休みになられていました(笑)
その後、お薬やお菓子などを召し上がり、最後にもう一度お手洗いに。
お別れをつげ、施設へお送りさせていただきました。
道中、「またご自宅に行けるのが楽しみですね」とお声がけすると、こっくりとうなずかれていました。
楽しい思い出を共有させていただき、大変にありがとうございました!
またのご利用、心よりお待ちしております(^^♪