社員ブログ
生活づくりのシーティングを読んで
はじめまして菊地です
今回は勉強として読んだ本の感想を書いてみました。
『生活づくりのシーティング』を読んで単に正しく座るための技術を伝えるにとどまらず、車椅子や椅子を通して利用者の生活そのものをいかに豊かにするかという考えを教えてくれる本でした。
読んで強く印象に残ったのは、座ることがどれほど生活に密着して重要である事シーティングが単なる姿勢の保持や拘縮・褥瘡予防といった医療・介護的な考えだけでなく、自分らしい生活を送るための基本であるという点です。
姿勢が安定することで視線が上がり、周囲とのコミュニケーションが円滑になったり、手元が自由になって食事や作業ができるようになったり排泄が楽になったりします。このように座る姿勢を整えることが意思や行動の幅を広げることの具体例が書かれており、シーティングは生活の質の向上にあると実感させられました。
また、高価な車椅子を導入すれば良いというわけではなく、クッションの選定や車椅子の調整、そして何より本人の日常の動きや思いに寄り添う重要性が丁寧に解説されていてそうだなと深く納得しました。生活を支える人にとって、目の前の相手をただ座らせるのではなくどう生きるかを支援する事なんだと感じました。
この本を読んで生活するうえで座ることの重要さを改めて感じました。