中国の方々を介護施設にお迎えしました!
少し前の話にはなりますが、
過日、中国上海からのお客さんを、
勤め先の特別養護老人ホームにお迎えしました。
日本で介護資格取得のための学校を運営している、
株式会社ツヴァイクの大窪社長からの依頼を頂いて手はずしました。
そのツヴァイクが提携している、
易盟集団という上海の会社グループの経営陣の方々を、
諏訪の苑にお迎えした次第です。
易盟集団は、これまでは工場労働者の派遣などを、
メイン業務としてきましたが、今後、
中国の高齢化を視野に入れ、介護人材の育成と、
介護施設の運営を始めている会社です。
先に高齢化社会へと突入している日本の介護現場から学ぼうと、
グループの会長を始め経営陣4名の方々が来日されました。
その方々から諏訪の苑の小松苑長に対し、
「どれぐらいの収入があり、運営費用はどれぐらいなのか?」
「どのような方針でお年寄りの介護を行っているのか?」
「介護職員の配置はどうなっているのか?」
などの活発な質問が投げかけられました。
その後、施設内を見学。
遊びを通じてリハビリを行うリハビリテーションや、
日光浴が出来る屋上スペース、4人居室の様子、
車いすの方でも簡単に利用できるトイレなどを、
熱心に観察されていました。
見学後、再度、質疑応答。
苑長の説明に頷きながら聞き入り、
また会長自らも何度も質問するなど、
介護事業への取り組みの本気さが伝わってきました。
ぼくの奥さん世代から一人っ子政策が始まっており、
あと10年ほどでその親御さんの世代が、
65歳以上の「高齢者」になっていきます。
二人の夫婦が四人の親の面倒を見ていく、
そういった時代が中国にもすぐにやってくるのです。
日本が直面している社会の問題が、
そのまま中国にもやってくる。
それを何とかしようと、
こうやって努力されている方々がいる。
僅かながらでも、そのお手伝いが今回、
出来たのではないかと思っています。
あと5年以内に、中国国内で、
介護ビジネスで企業することを目標として頑張ります!