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小さなの会社の良さ

昨日、横浜市中区で訪問介護事業を営む、
シフティーンの冨永慶さん夫妻とお会いさせて頂きました。

一つの事業所を経営されており、
常勤8名と非常勤10数名、120名程度の利用者さんを抱えられています。

人柄が素晴らしく、訪問介護に一生懸命取り組んでいると、
知人のケアマネさんからご紹介頂きました。

開業以前から本当に良くして下さっていて、
いろいろ相談にも乗って頂いている方です。

お話を伺っているうちに、
会社が小規模ならではの良さを強く感じました。
(自分の会社の規模から比べれば遥かに大きいですが。。。)

まずは従業員の給料の良さです。
冨永さんには、きちんと家族を養っていける給与を出したい、
という経営方針があります。

常勤のサービス提供責任者(サ責)で、
なんと年間600万円近く出されています。

大手の会社に比べてほぼ2倍に当たると思います。
役員や本社に回す必要がないので、これぐらい出せるんですね。

次に細かな制度設計と経営。

法令に収まる範囲内で、給与のインセンティブをつくっています。
受け持ちの利用者が1名増えるたびに、
サ責の給与が若干増えるように制度設計しているんですね。

また、経費の節約に関しても、
自分用のコピーは両面でシロクロ、
電話は携帯ではなくなるべく会社の電話を使うなど、良く共有されています。

こういった細かなことは、小規模ならではの工夫であり、
良さだと感じました。

福利厚生も徐々に整えておられて、
今年からは入社3年後から退職金制度も創られたとのことです。

こうした努力の結果、男性の社員が増え、
それが事業所としての個性となり、
また依頼が増えるという好循環になっている様子です。

訪問介護は、より地域密着であるため、
こうした小回りの効く経営がとても好いのではないか、
と改めて感じさせて頂きました。

大きな会社では出来ないことを、やっていくこと。
それは事業内容だけではなく、
会社内部の制度設計においてもとても大事なことだと勉強させて頂きました。

また、ごちそうにもなってしまいました。。。
本当にありがとうございました!

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