介護タクシーとさかさデイ
先日、このさいたま市周辺で、
10年以上介護タクシーをされている会社の代表と
お会いさせて頂く機会を頂きました。
介護タクシーの許認可をこれから申請する上で、
ぜひともお会いしたいと思っていた方です。
ちょうど、私より1年早い28歳で起業されたというその方、
介護タクシー事業一本で、
今ではタクシー5台、従業員4名というところまで
事業規模を拡大されていらっしゃいます。
個人事業主が1台のみでやっている場合や、
既に他の介護事業をやっている会社がやっている場合が多い中で、
これはかなり珍しく、力ある経営者の方でした。
その方よりお話の中、以下のコメントを頂きました。
①『さかさデイ』と『逆ショート』でやっていることは、
既に介護タクシーでやっている。
新しいことでもなんでもない。
それに、何で飯を食っていくのかということが明確でない。
②死に物狂いで営業しなければ、
競争が激しくなった介護タクシーの業界で、
生き延びることは出来ない。
③チラシを持って行って、依頼がないというのは、
要はそのサービスではニーズがないということ。
サービスとはかゆい所に手が届くかどうか。
目に見えないけど、そういう点が信頼につながる。
本当に目が覚めました。
どれも厳しい内容でしたが、悲観はしていません。
①とはつまり、介護タクシーが出来るようになれば、
やりたいと思っていた外出や外泊は、まずは出来るようになるということ。
その上で、本当に必要とされるニーズや、
介護タクシーでは出来ていないことをしっかりと把握していけばよい。
②は自分自身の姿勢の甘さを正していく。
きちんと月々で決めた営業件数や目標を達成させていくこと。
自分で尻を叩いていくしかない。
③はその通りと思った。
大手や経験豊富なところと勝負していくためには、
常にセンサーを張り続けていかなければならない。
そしてお客さまのニーズや感覚を理解し、
実際のサービスに生かしていくこと。
いや、本当に勉強させて頂きました。
普段は電話対応等で忙しく、
なかなかゆっくり顔を合わせてお話する機会はないとのこと。
お忙しい中、ありがとうございました!