社員ブログ
小説「百花」の感想
こんにちわ。若林です。
日本一高い山にも冠雪が観られ、晩秋から初冬へのバトンも渡されたこの時期、皆様如何お過ごしでしょうか?
お風邪を召されぬ様ご留意ください。
さて最近拝読した小説で川村元気著書「百花」の感想を書きたいと思います。
認知症がどの様になってゆくのか如実に描かれています。
薄れ消えていく母親の記憶と、息子の思いの葛藤がリアルに描写されていて喪失感は否めません。
母親の認知症が深くなるに従い、自分の思いと母親の思いが嚙み合わなくなりますが、
ある日、一冊のノートを見つけ母親のヒストリーや秘密を紐解きながら欠けたピースを埋めていく作業をしていきます。
その中で、息子は母親が「女」であり、「少女」であること知覚し、応対していきます。
介護の現場でも同じで、認知症に罹患した方のサポートはその方の人生の背景やヒストリーを考慮し、
医師や身内の方々と相談しながら、最適でストレスの少ないサポートを提供しようとします。
我々、小澤介護サービスでも、認知症の方でも安心して受診、
レクリエーションなど対応させて頂きますので、ご利用のご相談受け承ります。