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モスフードサービス前社長「櫻田厚さん」講演会

こんにちは。代表の小澤です。

昨日、さいたま市の商工会議所主催の講演会に行ってきました。

講演者は「櫻田厚」さん。
モスバーガーの「モスフードサービス」の社長を1998年から勤められ、
2014年会長兼社長、2020年から会長、2023年退社されています。

年齢から経歴をご説明されていました。

  • 1972年、21歳の時にアルバイトとして入職
  • 27歳で社員
  • 37歳で台湾に駐在
  • 47歳から社長就任
  • 70歳で「卒業」。あとの人たちがやりやすいように、席を残さないようにされたとのこと。

心に残った話が二つありました。

一つ目、「ゴミを見て〇〇〇〇」。
社内や店舗にゴミを落ちているとき、人がどう振る舞うか。
4つのタイプの人がいる。

  1. 気がつかない。
  2. 気がついても無視する。
  3. 気がついて人に指図する。
  4. 自分で拾って捨てる。

当たり前のようですが、良い会社やお店では、トップが④拾って捨てると。
「言う事言って、やることをやらないというギャップを、どうやって埋めるのか、これが大切」と。

二つ目、これからの社会のあり方は、「寄り添う」「支え合う」「尽くす」。

櫻田さんの言葉は、その通りだと思いつつ、会社が何ができるのか、私の中でイメージができておりませんでした。

「どうやったら、それができるようになると思いますか、
また、会社がどのようにそれに貢献できると思いますか」

講演後、質疑応答の時間で、私から直接お尋ねしました。すると、

①年配者が、年少者を、「肯定しながら導く」
②様々な団体が、規律や体験で「育む」
③組織や経営者が「実践する」

このような答えでした。

先代の創業者が急死して、1年後に緊急登板的に社長に就任された櫻田さん。
尖ったような鋭さはその言葉から感じませんでしたが、
正直さと粘り強さ、総合的な人間力を感じました。

経営をして、人間としても成長できる。
そういう経営者に私もなりたいものです。

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