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【介護旅行】ご家族で日光旅行(二日目編)

(「一日目編」から続く)

さて、二日目の朝です!
前の晩にご連絡があり、少しゆっくり出発されたいとのことで、
10時にお迎えに行くことに。

この日も、朝は天気がイマイチで、小雨が降っていました。
9時過ぎの中禅寺湖はこんな感じでした。

うーん、クリンソウは観に行けるのかな…少し心配しつつ、お宿へ。
雨は止んできたようでした。

ゆっくり休むことができたのか、昨日お別れした時より、だいぶお元気そうでした。
また、お食事もしっかり、たくさん召し上がったとのこと(笑)

荷物を積み込み、リクライニング車椅子に乗っていただき、車に乗り込みます。
リフトが上がる際、

「ほんと、よくできているなあ」

と改めて感心されていました(笑)

さて、湯の湖を少し散策されたいとのお話があり、
湖周辺の駐車場で少しご本人と二人でお話しながら待っておりました。

「どういう思いかは知らないけれど、自分で事業を始めるのは大変だったしょう」
「大変な仕事だね、気を使うでしょう」

など、こちらへお心遣いある言葉をかけていただきました。
もともと、工場の経営者をされていたとのことで、
そういう方から、このような声をかけてもらえることは大変有り難いと感じます。

さて、ご家族もお戻りになり、一路、赤沼車庫へ向かいます。
湯の湖から中禅寺湖へ向かう途中にあります。

途中、戦場ヶ原付近で白い花がたくさん咲いており、

「ズミの花よ、綺麗ね!」
と奥さん。
へ〜、ズミの花っていうんだね、と他のご家族さんが感心されながらご覧になっていました。

さて、赤沼車庫についた頃には、なんと時折晴れ間も見えてきました!
トイレ休憩。朝は出なかったお通じも無事に済んだとのことで、スッキリ出発です。

ここからは、専用車しか通れない道。
電動バスに乗り換えます。
車椅子も乗ることができます。

旦那さんの後ろで立つことにしました。
乗っていると、アナウンスが流れ、なんと30年近く前から電動バスが運行されているとのこと。

急カーブがあると、車椅子がやや振れてしまいます。
手で力を入れて戻します。
それ以降はカーブのタイミングで力を入れて振れを防ぎました。
やはり、後ろに立っていてよかった。

さて、30分ほどで、目的地の「千手ケ浜」に到着しました。
とてもとても!気持ちが良いところです!

バスを降りて、リクライニング車椅子を押しながら、舗装された道路を少し行くと…
中禅寺湖と男体山の美しい景色が広がっていました!!

日光!最高!!

せっかくなので、お勧めしてご家族での記念写真を撮らせていただきました。

さあ、ここからの道は、舗装されておらず、
外出介助の専門家としての腕の見せ所です。

段差や障害の多いところは基本的に後ろ向きで進みます。
ティッピングバー(車椅子の後ろについていて、段差を乗り越える時に足で踏み込んで前輪を持ち上げる)を使う時は前向きに。
焦らず、弛まず、着実に。

途中、段差が多いところや橋の上などは、横に付き添ってご本人に歩いていただきました。

そして、たどり着いたのが、こんな場所です。

美しい景色の中に、可愛らしい花々が群れ咲いていました。

ご夫婦は、
「昔はもっとたくさん咲いていたな」
「見る人が増えて、近づきすぎて、咲く場所が減ってしまったのかな」
など、おっしゃっていました。
それでも、「綺麗だな〜」と景色をゆっくりと楽しんでいました。

さて、戻ろうとすると、なんと帰りのバスまでの時間がほとんどない!
次のバスにしようということになり、昼食はスキップ。
ご家族さんが飴を配ってくださいました。
今はこれが貴重な食糧(笑)

行きと同様、歩行と車椅子介助を織り交ぜて戻ります。

バス停までついて、トイレ休憩。
なんとキツネさんが現れました。
人に慣れているようで、全然怖がりません。

さて、バスに搭乗。
しっかりと固定してもらうようお願いしました。
また行き同様、後ろに立ちます。

15時ごろでしたか、赤沼車庫に着いたら、おせんべいやお菓子を山分け。
私もいただきました。
文字通り、皆で頬張り(笑)、早めの夕食を食べて帰ろうということに。

「明治の館」という西洋料理屋へ。
小澤さんもどうぞ!とお声がけくださったので、ご一緒させていただきました。

ポテトサラダ、エスカルゴ、舞茸、メインディッシュ…
ご家族さんも、旦那さんもたくさん召し上がっています。
すごい…
やはり食欲が元気の秘訣。

コーヒーもご馳走になり、トイレ休憩後、出発します。

帰りの高速道路は順調に流れ、佐野SAにて一度休憩。
お待ちしておりましたら、なんと私のお土産までご用意下さいましたm(_ _)m

一路、ご自宅へ。
大体の見込み通りで無事に到着。

「行きたい場所にご案内できてよかったです!」
心よりご挨拶させていただき、失礼しました。

いろいろ詳しいお客様からは、いろいろ教えていただけます。
ぜひ、またのご利用をお待ちしております。

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