【介護旅行】卒寿のお祝いとお墓参り@福島県相馬市・南相馬市
こんにちは!代表の小澤です。
暑い日が続いていますね。
朝晩は少し涼しさを感じられる日も増えてきましたが、日中はまだまだ。
水分補給などにも気を遣う日々が続きそうです。
さて、過日、仕事で福島県相馬市と南相馬市へ行ってきました。
卒寿のお祝いとお墓参りのために、ご家族がプレゼントした旅行、というイメージでしょうか。
その旅行に行かれた「フミさん」について書かせていただきます。
まずはご家族が住む近くのさいたま市内の駅にて待ち合わせ。
息子さんご夫婦とお孫さんが乗車。
荷物を積み込み、フミさんのいる介護施設へ向かいます。
到着後、ご家族がお迎えに行かれ、玄関先でフミさんにご挨拶。
乗車前に、当社のリクライニング車椅子に乗り換えていただきます。
高速道路だと、首元まで背もたれがないと危険なためです。
また長旅のため休憩しやすいためでもあります。
リクライニングの背もたれを調整し、フミさんにフィットさせます。
ご本人が乗られていた車椅子は車両に乗せて持っていきます。
いざ、出発!
時は11時30分也。
ご家族さんのお話だと、前日まで、
「本当に行くのかしら?」
と心配されていたとのこと。
車に乗られてからも、どことなく夢見心地な感じでしょうか。
道中、よくお孫さんとお話されていました。
外環〜三郷JCT〜常磐道へ入ります。
途中、お食事を取られたいとのことで、「友部サービスエリア」にて休憩を。
今回は、送迎がメインで、ケアは不要とのことでしたので、私も別途休憩を取りました。
1時間少々でお戻りになり、「けんちん蕎麦」をたくさん召し上がったとのこと。
普段よりたくさん食べたので良かった、とご家族も嬉しそうでした。
再度出発し、常磐道を北上。
他のパーキングエリアでも一度休憩をとり、さらに北上。
いわきを超えると、対面通行になります。
原発事故が起きた双葉町近くまで来ると、高速道路の標識に放射線量を知らせる掲示板が。
また、「ここから帰還困難区域」という標識も見えました。
事故から十四年が経過したとはいえ、ここで破壊された生活はまだ戻っていないことを強く感じました。
さて、フミさんがお元気だった頃は、ご実家に行くため「双葉IC」にておりていたそうです。
今回は、卒寿のお祝いをされるため、「相馬IC」にて降りることになっていました。
その直前、「南相馬・鹿島サービスエリア」という標識が見えてきました。
おっ!これはなんだ!!というご家族のご興味から、降りてみることに。
行ってみると、綺麗なサービスエリアでした。
入り口に入ると、馬追の街、相馬らしく、乗馬した二人の等身大人形が迎えてくれます。
お土産や飲食場所もあり、レジには行列ができていました。
さて、20分少々の休憩ののち、一路、宿へ向かいます。
相馬ICを降りて30分弱で、港近くにある宿に着きました。
荷物を下ろして、フミさんご本人とご家族と挨拶を。
私は別の宿に泊まりました。
相馬市では、夜、月が大きくよく見えました。
また信号機が少ないため、ナビより早く目的地に着きます。
車も少なく、夜9時以降は、外からは秋の虫の鳴き声しか聞こえませんでした。
ぐっすり眠れました(笑)
さて、明けて翌日は10時に宿へお迎えです。
多くのご親戚が集まったとのことで、その数20名を超えるとか。
フミさんの力、おそるべし…。
そのご親戚たちにお見送りされ、まずは近くの「港の駅」へ。
施設の方へのお土産などを買い求められました。
続いて、フミさんの菩提寺へと向かいます。
親戚の方が先導してくださり、後に続きます。
30分〜40分ぐらいだったでしょうか、無事に到着。
まずはフミさんの義理のご兄弟のお墓へ。
お墓の近くが砂利道になっており、少し移動が大変そうでしたので、お手伝いさせていただきました。
(ちなみに、砂利道の車椅子での歩き方は、こちらのブログをぜひご覧ください)
続いて、フミさんの旦那さんのお墓へ。
こちらはご家族で対応されていました。
終わって出てこられた時に、お墓参りに同席されていた親類の方々がお見送りされていました。
手をふりふり、笑顔でお別れされます。
重責を果たされ、ご家族も、ご本人もほっとされたご様子。
一路、フミさんの施設へと向かいます。
途中、パーキングエリアにて休憩を取りましたが、おトイレの手伝いが必要そうでしたので、ご家族と一緒にお手伝いさせていただきました。
(ちなみに、当社では、いつもディスポ手袋など、介助のグッズを持ち歩いています!手助けが必要な時は遠慮なく言っていただいて大丈夫です。)
昼食を召し上がり、追加でお土産をお買い求めになり、また常磐道へ戻ります。
行きも渋滞はほとんどありませんでしたが、帰りも外環の最後の方に渋滞しただけです。ストレスフリーな運転でした🎵
介護施設に無事到着され、ご家族が中までお連れされ、戻ってこられると
「最後に『行かないで』と泣かれてしまった」
とおっしゃっていました。
ずっと一緒に家族といることがないので、嬉しかった反面、別れるのは寂しくなってしまったのでしょうか…。
でも、幸せなひとときだったのではないかと思います。
ご家族様を最寄り駅までお連れして、荷物を積み下ろします。
お別れの挨拶をすると、なんと私にもお土産を(泣)
持って帰ったら子どもたちに知らぬ間に食べられていましたが(笑)
道中、ご家族様も含めて、様々会話してくださり、楽しい旅路となりました。
大変にありがとうございました。
またのご利用を心よりお待ちしております。


