ケア付き介護タクシー代表ブログ
【ケア付き介護タクシー】故人を偲ぶ、お別れの会へ
こんにちは!代表の小澤です。
今日から一気に晴れましたね。暑さもやってきました。
昨日は、近隣の同業他社さんが来社されたのですが、先方はリポビタンDをお持ちくださり、こちらは塩飴とサイダーをお渡ししました。
「これから暑いけど頑張りましょうね」という共通認識を感じてほっこりしました。
さて、先日、お別れ会への参列をご一緒させていただきましたので、そのことについて書かせていただきます。
お客さんは80代の男性の方で、「キンさん」とここではお呼びさせて頂きます。
さいたま市内の介護施設にお住まいで、リクライニング車いすを使われており、当社は通院での送迎で主にご利用いただいておりました。
当日、ドレスコードに「平服」という指定がありましたので、グレイのスーツと黒目のネクタイを締め、施設へお迎えに。
行先は都内の「ホテル-ニューオータニ東京ということで、駐車場の高さを考慮して、車種はノア。
時間になりお部屋へ伺ってご挨拶をしたところ、久しぶりにネクタイを締めようと思ったらうまくいかないということで、私のほうでお手伝いさせていただきました。
その後、必要な物品を確認して、施設を出発します。
奥さまも同乗されました。
出発してすぐ、今回のお出かけの趣旨についてお伺いすると、お亡くなりになられた方はゼンショーの前会長の「小川賢太郎」さんという方で、4月にニュースになったのを私も目にしておりました。

キンさんは食品メーカーに長くお勤めで、70代になられてから退職。
その後、再就職された先が「ゼンショー」で、10年近くお勤めになり、そこで小川前会長には大変お世話になったとので、ぜひとも最後のお別れに行きたいという思いがあられたそうです。
昔の同僚や知り合いと会うときに、ご本人が車椅子であることを見られることになります。
様々な思いが心の中を去来されたかと思いますが、その中でも行くことを決断されたということで、ご本人の思いの強さを感じました。
私も、小川前会長が亡くなられたときに、記事でどのような方だったか読んでいたため、さまざまなお話を伺いながら、行きの道中過ごしました。
身近なところで働かれていたキンさんからしかお伺いできないようなエピソードもお聞きし、非常に興味深かったです(笑)
首都高速を通りましたが、時間帯も良かったのかほぼ渋滞なし。
非常にスムーズに到着することができました。
正面玄関までお伺いすると、昔の同僚の方がお待ちくださっておりました。
お降り頂いてから、私は地下駐車場へ車を停めに行き、すぐに正面玄関へと合流。
今回、奥さまは「お別れ会」の中の付き添いはされないとのことで、私のほうで介助してご案内させていただきました。

受付をすませると、ご案内の方の合図に従い、入場。
正面には、素敵な大型の写真が3枚飾られており、その前に献花台がありました。
入り口にて白いお花を受け取り、献花をお手伝いします。
リクライニング車いすを献花台に横付けすると、キンさんはご自身の手でしっかりと献花されておりました。
右手に進むと、故人のご家族が並ばれており、現在の社長、副社長が、キンさんをご覧になると「ようこそお越しくださいました。急なことでしたが…父も来てくれたことを喜んでくれていると思います」とお声をかけられていました。
キンさんも「本当に驚きました」「どうもありがとう」とご返事されておりました。
続いて、故人を偲ぶパネルが展示されている場所へ移動します。
床が良い床でフカフカしているため、少し力を込めて移動する必要があります。
また、周囲との接触がないよう注意を払いながら、ゆっくりと進みます。
パネル一つ一つをご覧になりながら、同行してくださっている同僚の方と、懐かしみながらお話されます。

時折、同僚だった方とお会いし、懇談。
特に印象深かったのは秘書をされていた方とのやり取りで、お互いに涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらお話されていました。
キンさんがたくさんの方々と親しくお話されているのを拝見して、現役で働かれていたころの仕事ぶり、信頼関係、情熱などを私も感じました。
会場をあとにして、外でお待ちになっていた奥さまと合流します。その後私は地下駐車場まで下がり、トイレをすませ、栄養ドリンクにて栄養補給(笑)
正面玄関へ、ご本人と奥さまをお迎えに行きます。
同僚の方に見送られ、ホテルニューオータニ東京を出発。
帰りの道中では、奥さまがご用意してくださった軽食をいただきながら、会場でお話されていた方々の役職や、当時いっしょに取り組まれていたお仕事のことを詳しく教えてくださいました。
また、雑誌「財界」で小川前会長のことを取り上げられたものを、こんど差し上げますと言ってくださいました。
帰りの道も、そこまで混むことがなく、スムーズに到着。
お部屋までご案内し、スーツとネクタイを脱いでいただきました。
ご精算いただき、今日のご依頼に改めて感謝をお伝えし、失礼させていただいました。
経済界のトップランナーだった方と身近でお仕事されていた方のお話を伺う、大変な貴重な機会を賜り、誠にありがとうございました!
同時に、キンさんのことを一段と深く知ることができ、とても嬉しく思いました。
またのご利用を心よりお待ちしております。