代表ブログ観光・介護旅行
【介護旅行】白骨温泉へ一泊二日「二日目編」
(白骨温泉へ一泊二日「お宿編」からのつづき)
さて、旅行の二日目、朝のお目覚めです。
先に起きて身支度をしていた私にお声がかかります。
トイレへお連れし、歯磨きへ。
口をゆすいだら入れ歯をいれていただき、水を一口。
カーテンをあけると、綺麗な青空が広がっていました!

少し休憩したら、食事処へ朝ごはんに向かいます。
昨晩と同じく、車いすでも入りやすいお部屋に案内してくださいました。
車いすから椅子に乗り換えていただきます。
お茶をいっぱいいただき、朝ごはんも盛りだくさん。
おいしそうです。

昨日のお疲れもあってか、ややおとなしい雰囲気のマサさん。
でも食事はしっかりと召し上がっていました。
お部屋に戻り、朝食後薬を召し上がっていただきます。
その後、窓をあけ、綺麗な空気を吸いながら、ソファで一休み。
ああ、しあわせ…。
9時を過ぎ、出発の準備を始めます。
荷造りを行い、洋服を着替えます。
部屋を出る前に再度お手洗いを済ませていただきチェックアウト。
旅館についているお土産所を見ていると、施設にも何か買っていかなければとマサさん。
職員の方全員が召し上がれる量をお買い求めになっていました!(さすが!)
さて、宿を出発です。
二日目は安曇野へ行く予定を立てており、「国営アルプスあづみの公園」へと向かいます。
昨日、雨でよく見えなかった景色が広がります。
ダム湖は緑色に見え、川面もキラキラ輝いています。
天気が良いとドライブでもとても楽しめます。
山を下りると、安曇野まではリンゴ畑が広がっていました。
最初は、緑色の小さい丸がいっぱいついていて、枝が下のほうに向いてしまっているこれは何?とマサさんとお話していましたが、しばらく進むと赤く大きくなっているものも見かけてリンゴだとわかりました。
道沿いにずーっと広がっているのを見て、さすが果物王国だなと感心しました。
目的地に到着。
この日の安曇野の最高温度は31度。
なんとなく、懐かしい暑さでした(笑)
とはいえ、日差しをずっと浴びると体調を崩されてしまうかもしれないので、日傘をもっていただいて向かいます。
お手洗いを済ませたら、体調も考慮して、まずは屋内の涼しい場所へ。

安曇野周辺の生き物や金魚、カブトムシ・クワガタなど、身近な動物の展示がされており、マサさんも昔捕まえに行ったなと懐かしそう。
続いて、百日草がたくさん咲いているところを見晴らし台から眺められるという場所へ。
遠くにはアルプスの山々が見え、足元には小川が流れ、その上を花が咲いているという、最高のロケーションです!

その後少し、園内を散歩して巡りました。
珍しい色のイトトンボやチョウチョ、セミの抜け殻など、自然を感じることができました。

続いて、昼食場所を求めて出発。
やはり蕎麦屋がいいなあというマサさんのリクエストに応えるべく探してみると、味も眺めも良いというお蕎麦屋さんがヒット。
綺麗なアルプスに向かって車を走らせること30分。
昼食場所に到着しました。
こちら、車いすであることを見かけると、上がり框に上がる前に車椅子のタイヤを拭いてくれました。
席も、見晴らしの良い窓際の席に案内してくれました。
この見晴らしです!

二人で田舎蕎麦と生わさびを注文。
(田舎蕎麦は通常より面の太さが太いんですって、知ってました?)
わさびは擂りたて、つぶつぶしています。
辛味大根とネギ、わさびを組み合わせながら食べる御蕎麦はとても美味しかったです。
マサさんはというと、もちろん、その前にビールを一杯やられています(笑)
お手洗いをお借りしたいとのことで、先に偵察。
手すり代わりになりそうな目星をつけて、介助方法を思案します。
だいたいの方針が立ったらご本人をご案内。
うまく介助できました!
さて、昼食場所を出発し、レンタカー屋さんへ。
ビールを一杯やられたマサさん、また少しテンションが上がってきました。
お話が増えつてきたところで、レンタカーを返却。
駅へ移動します。
まずは「特急しなの」ですが、乗る前にもう一本ビールを所望されるマサさん、さすがです(笑)
帰りは天気が良いこともあり、遠くまでよく見えました。
姥捨近くでアナウンスがあり、「日本車窓三景の一つ」と紹介されていた景色はなかなかでした。
棚田が遠くまで広がっている感じです。

長野駅に到着し、乗り換えを駅員さんに行っていただき、続いて新幹線。
乗り込む前にお手洗いを済まされます。
乗り込むと、行きと同じように、二つの座席の横に車椅子を固定するスペースが用意されています。
あまり大きな疲れの様子を見せることなく、景色を見たり、お話されたりするマサさん。
次回の旅行は秋口に日光なんかどうだろうと話し合いながら、大宮駅に到着です。
大宮は松本より暑いですね。
駅構内を車いすで移動していただき、東口へ。
時間で待ち合わせしていた当社の介護タクシーに乗り込みます。
昔電車で通勤されていた思い出などを伺っていると、あっという間にマサさんの暮らされている介護施設へ。
「楽しかったですか?」と施設の職員さんに声をかけられると、少し微笑みながら「楽しかった」とおっしゃるマサさん。
「少し表情が柔らかくなりましたね」と話され、はにかんだような表情をされていました。
楽しい旅行をありがとうございました!
またの機会を、心よりお待ちしております。