ご友人のお見舞い
少しずつ秋の気配も感じますが、
まだまだ日中は夏の陽気を感じさせますね。
昨日は、さいたま市の施設に入居されているご婦人からの依頼で、
入院されているご友人のお見舞いに付き添ってきました。
何でも、今回同行された方と入院されたご友人の方は、
もともと同じテーブルでお食事をされていて大変仲が良かったそうです。
大切な話し相手であるご友人に、ぜひとも会いに行きたいということで、
今回、ご一緒させて頂きました。
病院へ向かう最中、いろいろお話をたくさん伺い、
ご友人と会うのを楽しみにされているのを強く感じました。
代理でスタッフが受付を済ませ、病室へ入ったとたん、
ベッドで横になっていたご友人の目が輝きました。
「会いたかったよ!」
「私も!ありがとうね!」
車椅子とベッド柵越しに、手を強く強く握りしめられ、
さまざまなお話を始められました。
おふたりでゆっくりとお話ができるように、
スタッフはここで一度病室を後にして、病室のそばで待機。
少しずつ話声が少なくなり、入院されているご友人のお身体にも、
そろそろ終わりにしたほうがいいかもしれないという頃、
病室に再度入らせてもらいました。
「ちょうどよかった!そろそろ帰ろうと思っていたの。ぴったりよ!」
と仰っていただき、ご友人と再度手を握り、別れを告げられました。
ご満足頂いた様子で、施設に到着すると、
車椅子の操作も軽やかに中へ入られて行きました。
その後、別件で施設へお伺いした際に、そのご友人は無事に退院され、
またお二人で仲良く過ごされていると、施設の方よりお聞きしました。
このお見舞いが、ご友人の元気になるエネルギーになったのでは―。
そのように勝手ながらも考えさせて頂き、スタッフはとても満足していました。