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ケア付き介護タクシープライベートケア

49日の法要 ~さかさデイ~

いよいよ師走に入りました。
寒風が身にしみますが、今日も元気よくお仕事させて頂きました!

今回は、待ちに待った一時帰宅のお仕事です。
といいますのも、この仕事をはじめたきっかけは、
施設にいる方が望む時に一時帰宅できるようになってほしい、
そう思ってはじめた仕事だからです。

施設からの一時帰宅を、
日中をさかさデイ、泊まりを逆ショートと名付けました。
通常、自宅から施設へ行くことを、
日中をデイサービス(略してデイ)、泊まりをショートステイ(略してショート)
というため、その逆であることから名付けたのです。
ぜひ、このサービスを広めていきたいと思っています!

さて今回は、以前奥様をなくされた際、
告別式に参加されるためご利用頂いた方に、
再度ご利用頂くことが出来たのでした。

この日は、奥様をなくされてから49日の法要とのこと。
ご自宅に戻られ、法要が営まれるので、
タクシーでの移動とご自宅でのケアのご依頼がありました。

告別式以来、約50日ぶりにご自宅に戻られました。
ご先祖に線香をあげられ、祈られます。
また、法要のため、スーツに着替えられたいとのことで、
着脱のお手伝いをさせて頂きました。

立位はとれるのですが、何かにつかまっていないと危ないため、
ズボンの上げ下げをお手伝いし、
またボタンなどもつけられないところはお手伝いさせて頂きました。

ご家族は、お坊さんをお迎えする準備をされていました。
整ってご家族でお話されていたころ、ちょうどお坊さんがお見えになりました。

読経、題目、そして説法と続きます。
ご本人は時折咳込まれるので、ティッシュをお渡ししたりします。

無事に法要が終わりました。
お坊さんも帰られ、その後は親戚や家族で団欒の時間。

故人のアルバムなどを紐解きながら、
昔話や談笑に花を咲かせておられました。

亡くなられたのをお知りになったその日は、
とても落胆しておられましたが、
そのことを受け入れて歩んでいかれようとしているのかなと思いました。

そのことも、こうした区切りの催しに参加されることで、
受け入れられるように心が変化していくのではないでしょうか。

最後に写真を撮りたいとのことでしたので、
みなさんの写真をお撮りさせて頂きました。

ご本人は少しお疲れの様子でしたが、
何事もなく無事に戻られました。

「整理したいことがあると本人が言うので、
またお願いしたい」
と息子さまも仰って下さいました。

ぜひ、お待ちしております!

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