【介護旅行】一泊二日で伊豆旅行(お宿編)
(初日編からのつづき)
「熱川プリンスホテル」にてチェックインを行い、お部屋へ。
ロビーから向かう際、昇降機を使って下の通路へ向かいます。
バリアフリールームは、スロープのように、段差がないで入り込むことができました。
また、トイレも、手すりがしっかりとついています。
捕まり歩きができる方でしたら大丈夫そうです。
お風呂は、手すりと足台がついており、お尻を乗せて移乗する場所も確保されています。
時刻17時近く。夕飯の予定は19時ごろ。
まずはハシさんにはベッドにて一休みしていただきます。
その間、こちらは様々整理整頓、入浴の準備を。
18時近く、お声がけしてバイタルチェック。
特に問題なし。
まずは車椅子上で脱衣。
立ち上がっていただいた時に、車椅子にバスタオルを敷きます。
シャワーを出しっぱなしにして、お風呂場もあったまっています。
車椅子からシャワーチェアに乗り換え、洗髪、洗身のお手伝い。
終わると再び車椅子へ乗り換え、湯船の横へ。
手すりを使いながら、足台を登ります。
体位を変えながら、お尻を湯船の脇へ乗せてもらいます。
そこから、ゆっくり湯船へ…ざぶーん!
「あ〜、気持ちがいいなあ」
「ごくらくだあ」
そんな声を発するハシさん。
やはり、入浴の介助は、何だかこちらも気分が良くなります。
わりと長く入られたでしょうか。
横で見守りしておりましたところ、お出になるとお声がけあり。
出る時は、まず湯船の脇を掴まってもらって、お尻を浮かせながら立ち上がり。
お尻を移動させて湯船の脇へ座っていただきます。
そこから、足台を降りて、車椅子へ誘導。
降りる時、前向きより、後ろ向きの方が良かったかなと思いつつ。
バスタオルで身体をお拭きして、保湿剤などを塗布。
下着、浴衣の着衣をお手伝いして完了です。
湯冷めをせぬよう、上着を羽織ってもらい、
膝掛けをしてもらってレストランへ。
雰囲気がある素敵なレストランです。
半個室になっているので、気兼ねなく食事ができるのも良いですね。
夕飯も、美味しそうな料理がいっぱい。
ハシさん、入れ歯の具合が良くなっていると施設の方よりお話があり、
嚥下が以前より良くなっているようです。
時折、料理にハサミをいれたり、とろみをつけたり、
スプーンやフォークで潰したりしながら、召し上がっていただきます。
なんと、夕食もほぼ完食!
すごすぎる…。
夕食後薬を飲まれ、お部屋に戻ります。
入れ歯を外してもらい、口を濯いでいただきます。
トイレにお連れして、ベッドへ移られます。
おやすみなさい💤
お休みになっている間は、衣服や入れ歯などの片付けをしておきました。
私もお風呂に入り、仕事を済ませ、休ませていただきました。
夜間は、一度、対位交換をして、トイレ介助したぐらいで、
あまりお目覚めありませんでした。
(二日目編につづく)